第二十三番札所 伊吹山 善応寺

第二十三番札所 伊吹山 善応寺 (栃木市)

 

開基は日光開山の祖・勝道上人と伝わるが、火災による焼失で寺の歴史いっさいが不明。

風雪に耐えた観音堂は江戸初期の建立。本尊は12年に一度、午の年に開帳される。

 

観音堂前の案内板によると、

 

  かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを


など、平安の昔から歌に詠まれてきた伊吹山とは、ヨモギの産地として知られた善応寺周辺を指し(「美濃と近江との境なる山にあらず下野国なり」能因法師「坤元儀」)、この「さしも草」とは、ここに自生する七つ葉のヨモギで製したもぐさのことで、特に伊吹山の「さしもぐさ」は薬効に優れていたという。今はわずかに自生していたものを増やし、参道脇の斜面で栽培されているのを見ることができる。


善応寺は現在、無住の寺となっており、御朱印は、目の前を流れる赤津川に架かる伊吹橋を渡って右手の渡辺電気設計様へ。

 

  所在地とアクセス



[住所] 栃木県栃木市吹上町

     伊吹山聖観世音


 交通

JR両毛線、東武日光線「栃木」駅から栃木市営ふれあいバス寺尾線(日に9本)にて「吹上新道」下車、徒歩約15分。▼自家用車の場合は駐車スペースがないので、邪魔にならないよう路肩へ駐車する。22番札所玉塔院から徒歩約30分。

 



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