第二十八番札所 金剛山 鑁阿寺

第二十八番札所 金剛山 鑁阿寺 (足利市)

 

足利氏の館跡に建つ寺で真言宗大日派の本山。

創建は建久七年(1196年)、足利氏二代目の足利義兼が邸内に持仏堂を建て大日如来を祀ったのが始まり。

平成25年(2013年)、国宝の指定を受けた本堂は、足利尊氏の父・貞氏が正安元年(1299年)に再建したもので、鎌倉時代の貴重な禅宗様建築。内陣に、本尊大日如来の脇本尊として聖観世音菩薩像が祀られている。

 

敷地の周囲に土塁と堀をめぐらせて四方に門を設ける構造は、鎌倉時代の武士の館の特徴だという。寺域は国の史跡指定を受け、「日本の名城百選」にも選ばれている。

金剛山鑁阿寺(ばんなじ)の経堂(一切経堂)
鑁阿寺(ばんなじ)の経堂(一切経堂)

 

鎌倉時代に建てられた鐘楼と、室町時代に再建された経堂(一切経堂)は、ともに国指定重要文化財。鑁阿寺で行事が催されているとき、この経堂内の拝観ができる。一切経二千巻を収蔵する八角の輪蔵を、人力で回す体験は貴重。一回りさせると経典二千巻を読むのと同じご利益が得られるとのこと。

 

  所在地とアクセス



[住所] 栃木県足利市家富町2220
[電話] 0284-41-2627


 交通
JR両毛線「足利」駅から徒歩約10分。


 メモ
たくさん見どころのある鑁阿寺だが、境内の大銀杏の銀杏から作ったお守りもチェックしておきたい。

 



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