第二十五番札所 金剛峯山 如意輪寺

二十五番 金剛峯山 如意輪寺 (栃木市)

 

寺の開基は天慶元年(938年)、藤原秀郷によると伝える。

天正十九年(1591年)には徳川家康公が立ち寄り、寺領十石を寄付されて御朱印寺となった。
元禄の頃には二十数ケ寺の末寺を持ち、日光例幣使街道・富田宿の脇本陣をつとめたという。


嘉永四年(1851年)、富田宿の大火で観音堂などの堂宇を焼失。
徳川五代将軍綱吉の生母・桂昌院の念持仏だったという、像高21cmの如意輪観世音菩薩は、かろうじて難を逃れた。今は本堂に大日如来とともに安置され秘仏となっている。


本堂正面のガラスには、菊のご紋と一緒に徳川の葵のご紋が見える。


  所在地とアクセス



[住所] 栃木県栃木市大平町

     富田1455
[電話] 0282-43-2502


 交通
JR両毛線「大平下」駅から徒歩約10分、東武日光線「新大平下」駅から徒歩約5分。



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